本を選ぶ
月に数回、ビジネス書とシステム関連やWeb関連などの技術書を探しに書店へ行っています。1回に50冊以上は目を通し、購入に至るのは月に数冊くらいです。限られた時間の中でより多くのことを学ぶには、本を選ぶにも効率が必要と考えています。
選び方はこうです。
まずは背表紙で判断します。特にビジネス書に関していえば、それがいい本である可能性が高いかどうかは背表紙のデザインとワーディングである程度わかります。
これらは書店の棚に並ぶことが想定されており、著者も出版社も背表紙の重要性を知っています。新刊や著名人による書籍であれば、平積みされるかもしれませんが、売り手側にとっての書籍の最重要ポイントは基本的には背表紙です。
ここで、自己の価値を主張できる書籍とできない書籍のどちらが優れているかといえば、当然前者です。もちろん、例外など多々ありますが、始めに述べたように大切なのは書籍を選ぶ効率であり、例外を気にするよりはいい本と出合う機会を増やした方が良いのです。背表紙を見てピンと来ないようであれば、その本は手に取りません。
次に目次で判断します。
目次を読めば、背表紙と違いその本が本当にいいものかどうかがハッキリとわかります。時間にしておよそ15秒、目次の構成とワーディングを確認し、ロジカルでないものはここで棚に戻します。
ロジックがしっかりとしている書籍とそうでない書籍は学習効率がまったく違います。
いい内容であったとしても、それを理解するまでにかなりの時間を要するとしたら、たとえば、その本1冊を理解するまでに他のいい本を5冊理解できるとしたら、それを何年も繰り返すとしたら、どうでしょうか。私は5冊を繰り返す方を選んでいます。
最後にその本の価値が自分が求めるものなのかを知るために、目次の確認の際に特に気になった章を少し読んでみます。
この時重要なのは、単に共感しただけではなく、自分が新たに学ぶべきことがそこにあるかを確認することです。
そのためには、自分が何を学ぶべきかというビジョンを持っていなければなりません。生活においても、仕事においても、自分がどうありたいのかというビジョンを持たなければ、人はそれほど成長しません。成りたい自分があるから学ぶのです。
他人からレコメンドされたビジネス書をただ漠然と読んでいるだけでは、内容に共感するばかりであまり学びには繋がりません。狭すぎず、広すぎず、自分の方向性を持つことが必要なのです。
そして、このプロセスの最も重要なところは、いい本に出会う以上に、自己のロジカルシンキングを育てるこれ以上ない訓練になるということです。
選び方はこうです。
まずは背表紙で判断します。特にビジネス書に関していえば、それがいい本である可能性が高いかどうかは背表紙のデザインとワーディングである程度わかります。
これらは書店の棚に並ぶことが想定されており、著者も出版社も背表紙の重要性を知っています。新刊や著名人による書籍であれば、平積みされるかもしれませんが、売り手側にとっての書籍の最重要ポイントは基本的には背表紙です。
ここで、自己の価値を主張できる書籍とできない書籍のどちらが優れているかといえば、当然前者です。もちろん、例外など多々ありますが、始めに述べたように大切なのは書籍を選ぶ効率であり、例外を気にするよりはいい本と出合う機会を増やした方が良いのです。背表紙を見てピンと来ないようであれば、その本は手に取りません。
次に目次で判断します。
目次を読めば、背表紙と違いその本が本当にいいものかどうかがハッキリとわかります。時間にしておよそ15秒、目次の構成とワーディングを確認し、ロジカルでないものはここで棚に戻します。
ロジックがしっかりとしている書籍とそうでない書籍は学習効率がまったく違います。
いい内容であったとしても、それを理解するまでにかなりの時間を要するとしたら、たとえば、その本1冊を理解するまでに他のいい本を5冊理解できるとしたら、それを何年も繰り返すとしたら、どうでしょうか。私は5冊を繰り返す方を選んでいます。
最後にその本の価値が自分が求めるものなのかを知るために、目次の確認の際に特に気になった章を少し読んでみます。
この時重要なのは、単に共感しただけではなく、自分が新たに学ぶべきことがそこにあるかを確認することです。
そのためには、自分が何を学ぶべきかというビジョンを持っていなければなりません。生活においても、仕事においても、自分がどうありたいのかというビジョンを持たなければ、人はそれほど成長しません。成りたい自分があるから学ぶのです。
他人からレコメンドされたビジネス書をただ漠然と読んでいるだけでは、内容に共感するばかりであまり学びには繋がりません。狭すぎず、広すぎず、自分の方向性を持つことが必要なのです。
そして、このプロセスの最も重要なところは、いい本に出会う以上に、自己のロジカルシンキングを育てるこれ以上ない訓練になるということです。