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8月, 2011の投稿を表示しています

OS X LionでのVMware Fusion 3の不具合への対応まとめ

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国内代理店のact2.comで告知されているとおり、VMware Fusion 3はOS X Lion上で動作しますが、完全ではなく不具合などの制限が発生しています。 VMwareFusionのMacOS10.7 Lion対応状況について http://www.act2.com/support/faq/index/id/940/ まだ、これらの問題に対応したアップデートは行われていませんが、VMwareのオフィシャルサイトでいくつかの問題への対処方法が公開されましたので、日本語で転載します。 VMware KB: VMware Fusion 3 support for Mac OS X Lion (10.7) より USBデバイスが認識されない問題の対策 USB devices fail after upgrading to Mac OS X Lion (10.7) この問題を解決するには、Mac上のルートディレクトリのパーミッションを確認してから、アクセス権を修正します。 ルートディレクトリのパーミッションの確認 ターミナルで以下のコマンドを実行します。 ls -ld / 実行すると、以下のような情報が出力されます。 drwxr-xr-x 53 root wheel 1870 Aug 10 12:43 「drwxr-xr-x」と「root wheel」が表示されていれば問題ありませんが、これが表示されない場合はパーミッションの修正が必要になります。 ルートディレクトリのパーミッションの修正 ターミナルで以下のコマンドを実行します。 sudo -s 管理者パスワードを聞かれるので、入力します。 続けて以下のコマンドを実行します。 chown root:wheel / chmod 755 / その後、Macを再起動します。 これで、VMware FusionがUSBデバイスを見つけられるようになります。 VMware Fusion 3からBoot Campパーティションが起動できない問題の対策 A Boot Camp virtual machine fails to power on with a disk error VMware Fusionで実行している仮想マシンを

仕事で使うPCは、ThinkPadかMacBookの二択にした方がいい理由

仕事で使うPCはノートPCにするべき 3DCG制作のようにXeonやQuadroといった特別高い性能を必要とする仕事を除き、ほとんどの仕事はノートPCで十分こなせるようになりました。PhotoshopやIllustratorを扱うデザインの仕事でも、MacBook Proに切り替えた人を多く見かけます。 ノートPCはデスクトップPCと比べて様々なメリットを持っているため、特別高い性能を必要としない限りはノートPCを選んだほうがよいでしょう。 デスクトップPCと比べたノートPCの特徴 持ち運びができる 社内のミーティングスペースや取引先など、必要に応じて持ち運びができます。 省スペース 単にデスク周りの省スペースだけでなく、持ち運びができるためオフィスでフリーアドレス制を採用できるようになり、オフィス全体の省スペース(コストダウン)を実現できます。 省エネ デスクトップPCよりもノートPCの方が消費電力が低く、省エネに繋がります。 停電時に起きるリスクを回避できる ノートPCにはバッテリーが搭載されているので、停電が起きた時に作業中のデータを損失するということがありません。また、停電時でもバッテリー駆動時間までは継続して利用することができます。 簡単に画面領域を追加して、作業効率を向上させられる 本来であれば、ノートPCはディスプレイが小さい(解像度が低い)のでデスクトップPCと比べて若干作業効率は低いのですが、ノートPCはほとんどすべてに外部ディスプレイを繋ぐ端子が用意されており、簡単にディスプレイを追加してデュアルディスプレイ構成にできるため、逆に作業効率を高めることができます。 デスクトップPCだと、デュアルディスプレイ構成にするには対応したグラフィックカードなどが必要になりますが、一般販売されているPCにはそのようなパーツは付いておらず、DELLやhpなどパーツの組み合わせを選んで注文できるところでも、安価なモデルではデュアルディスプレイ環境を組めないので、意外とコストがかかります。 パソコンショップのショップブランドBTOなら組めますが、パーツごとの相性についてDELLやhpほどのテストは行っていないので、動作が安定しない可能性が高いので仕事での利用は控えたほうが無難です。 ThinkPadかMacBoo

Windows高速化ソフト X-TUNEについて

(追記)Windows Vista以降の自動高速化そのものをチューニングして高速化する X-TUNE.08 をリリースしました。 http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se276338.html 2003年2月にWindows高速化ソフト「X-TUNE」を出してから、8年以上が経ちました。29回のバージョンアップを行い、現在は2007年9月に公開した「X-TUNE.07 SR1」が最新版となっています。 http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se276338.html この間、多くのユーザーの皆様から、ご要望だけでなく応援のメッセージも頂きました。本当にありがとうございます。 そろそろ最新版を出してから4年が経ちますが、Windows XPまででの利用を前提としたソフトなので、更新することがありませんでした。 Windows Vista以降に対応しない理由 X-TUNEは、Windows Vista以降のWindowsでも動作しますが、 これらのOSに高速化ソフトを導入するメリットはほとんどありません 。 Windows Vista以降のWindowsは、標準でチューニング機能を持っているので、 そちらに任せた方がより安全で適切な状態にしてくれます 。 これらのOSでも、 OSの特定の機能を停止させることで高速化することはできますが、OSの起動が高速化されるだけで実際にPCを使っている間の高速化にはあまり繋がらないのと、トラブルが起きやすく、X-TUNEの「初心者でも簡単に安全に使える」というコンセプトに反するため、X-TUNEにはその機能は搭載しておらず、今後も搭載する予定はありません 。(追記:OSの高速化機能を停止させなくても、それ自体をチューニングしてさらに高速化することが可能でした) そのため、X-TUNEの役割は Windows XPまで となります。 Windows XPのサポート終了が2014年4月ですので、その時期まではWindows XPを使い続ける方も少なくないかと思います。 今後もWindows XPを使い続ける皆様、またWindows 98、Windows Meを使い続けている皆様に、引き続きX-TUNEをご活用頂

Googleリーダーの未読件数をリアルタイムに通知してくれるSafari拡張機能のGReaderが超便利!

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毎日の情報収集にGoogleリーダーを活用しています。 既読状況がオンラインで管理されているため、MacだけでなくiPhoneやiPadなど使うデバイスを替えても、これまで読んだ続きからチェックできるので、とても便利です。 今回は、Googleリーダーの未読件数をリアルタイムに通知してくれるSafari拡張機能の「GReader」を紹介します。 MacやPCなら、RSSクライアントソフトは要らない iPhoneやiPadのSafariではGoogleリーダーを効率よく操作することができないのと、地下鉄など3G電波の届かないところでもチェックできるように、それぞれ専用アプリをインストールしていますが、MacにはRSSクライアントソフトを導入していません。 RSSクライアントソフトを使う主な理由は、一般的には「読みやすい(操作しやすい)、オフラインでも使える、新着情報を通知してくれる」の3点だと思いますが、Googleリーダーはショートカットも覚えて慣れてしまえば、読みやすい(操作しやすい)の点についてはオフィシャルのWebアプリケーションでも申し分なく、オフラインで使う必要性がなければ、あとは新着情報の通知だけが必要な要素となります。 この新着情報の通知をしたいがために以前はGrumlというRSSクライアントソフトを使っていたのですが、Googleリーダーの未読件数をリアルタイムに通知してくれるSafari拡張機能の「GReader」を見つけたので、今はオフィシャルのWebアプリケーションとGReaderのみを使っています。 GReaderの機能は極めてシンプルで、Safariのツールバー上にGoogleリーダーの未読件数が表示されて、そのボタンを押すとGoogleリーダーに移動できるだけですが、これがものすごく便利です。 GReaderのインストール GReaderをインストールするには、まずSafariの拡張機能をON(入)にします。 GReaderのページ http://rafeed.me/safari-extensions/greader/ へアクセスします。 「Download GReader v...」をクリックして、GReaderをダウンロードします。 ダウンロードしたファイルをダブルクリックしま

iProxyを継続して使うためのプロビジョニングプロファイルの更新方法

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「 iPhoneでJailBreakなしでのテザリングに成功したよ! 」でiProxyの導入について紹介しましたが、Xcodeから導入したアプリケーションはプロビジョニングプロファイルの有効期限が切れると起動できなくなるようです。 以前の記事で、「年間ライセンスですが、iProxyを入れるだけならその後の更新は不要です。」と書いてしまったのですが、3ヶ月ごとにプロビジョニングプロファイルの更新をしないとアプリが起動できなくなるようで、続けて利用する場合は更新が必要になります。 今回はこの更新について詳しく解説します。 プロビジョニングプロファイルの有効期限が近づくと、iPhone上で警告が表示されます。有効期限については、設定 > 一般 > プロファイルで確認できます。 プロビジョニングプロファイルを更新するには、まず iOS Provisioning Portal へアクセスします。 左メニューのProvisioningをクリックして、Development Provisioning Profilesを表示し、対象のプロビジョニングプロファイル(通常は1つです)に表示されているRenewをクリックします。 しばらくしてページをリロードすると、更新されたプロビジョニングプロファイルがダウンロードできるので、Downloadをクリックします。 ダウンロードしたプロビジョニングプロファイルをダブルクリックします。 Xcode Organizerに新しいプロビジョニングプロファイルが登録されます。古いものは、右クリックメニューの「Delete Profile」で削除してください。 対象のiPhoneをMacに接続すると、新しいプロビジョニングプロファイルが転送されます。 古いプロビジョニングプロファイルは、個別表示すると削除メニューがあるので、ここで削除してください。

QuickTime Playerで簡単に画面操作の動画を撮れるよ

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先日、「Macで画面操作の動画を撮るのに何かいいソフトない?」と聞かれたので、「QuickTime Playerでできるよ」と教えたところ、一緒にいた他の知人もみんな知らなくて驚いてました。 意外と知らない人が多いみたいなので、やり方を紹介します。簡単だし、すごく便利なので、ぜひ使ってみてください! QuickTime Playerのメニューから、「新規画面収録」を選びます。 右側の下三角を押すとメニューが表示されます。動画に音声も入れる場合は、ここの「マイク」で該当するマイクを選びます。 中央の赤丸をクリックすると、画面収録がはじまります。 収録した動画は、「ムービー」に保存されます。 サンプルとして、Safariの操作を収録したものを載せました。規定のファイルサイズと時間以内であれば、こんな感じでFlickrを使ってブログに掲載できます。 かなり便利です!