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12月, 2011の投稿を表示しています

自分の睡眠時間と向き合って時間をつくる

自分は「9時間睡眠」という睡眠時間が大きな課題で、睡眠については社会人になった頃からかなり研究して色々試したのですが、それでもこの「9時間」を短くすることはできていません。というよりも、短くしない方がいいと思っています。 睡眠時間を短くするテクニックが書籍で紹介されてたりしていますが、睡眠というのは、脳が情報を紐付けて整理したり、ストレスを解消する仕組みで、無理に睡眠時間を圧縮すると、仕事の効率が劇的に低下したり、うつになりやすくなったりするので、それはしないようにしています。 そういう状況下でどうやって時間をつくるかを試行錯誤した結果が、今自分が発信しているライフハックにつながっています。 睡眠について参考までに ストレスを受けやすい性格だったり、それを受けやすい仕事をしていると睡眠時間は長くなります(研究者などの平均睡眠時間は長く、例えばアインシュタインの平均睡眠時間は10時間) パソコンや携帯端末のディスプレイの光(ブルー・ライト)は体内時計の機能を阻害して、サーカディアン・リズムを崩すので、それらを多用する人は、JINSとかで売ってるブルー・ライトを緩和させるメガネなどを使うことをオススメします。 昼寝の時間を毎日決まった時間にとれる人は、昼寝をうまく活用するとトータルの睡眠時間を短くできます。ただし、眠っていいのは午後3時までの30分間まで。そうでないと、夜の睡眠に悪影響を与えます。また、カフェインが脳に届くのが飲んでから約30分後なので、昼寝の直前にコーヒーを飲むとタイミングよく起きやすくなります。

Linux Live USBでセキュアなプライベート環境を持ち歩く

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事前にパソコンが必要なことがわかっていれば持って出かけるのですが、まれにパソコンを持って行かなかったのに必要になるということがあります。 iPhone・iPadとクラウドサービスを使うようになったので、外出先で突然パソコンが必要になるケースは本当に稀になったのですが、それでも必要になることはあり、そのような場合にホテルのロビー・ネットカフェ・最近増えたノマドワーカー用のワークスペースなどにある不特定多数のユーザーが利用するパソコンを使うという選択肢も出てくると思います。 他者のパソコンでのクラウドサービスへのアクセスは危険 他者のパソコンでクラウドサービスにアクセスした場合、そこで利用したクラウドサービスのIDとパスワードが盗聴され、不正アクセスの被害にあう可能性があります。 HTTPSでアクセスすれば通信そのものが傍受されることはほとんどないのですが、そのパソコンにキー入力を記録するキーロガーなどの不正なソフトウェアが入っていて、そこで利用したクラウドサービスのIDとパスワードを盗聴されることがあります。 特に不特定多数のユーザーが利用するパソコンからのアクセスは危険です。 Linux Live USBを使えば、他者のPCをセキュアに使える USBメモリなどのUSB機器に導入することで、パソコン起動時にそこからLinuxを起動できる「Linux Live USB」というものがあります。 これでパソコンを起動した場合、ハードディスクにインストールされたWindowsの代わりにUSBメモリなどに導入したLinuxが起動されます。 ハードディスクにインストールされたWindowsやアプリケーションを利用しないので、そのパソコンにウイルスやキーロガーなどの不正なソフトウェアが入っていても安全に利用することができます。 また、Linux Live USBをカスタマイズしておけば、他者のパソコンも自分で構築したプライベート環境で利用することができます。 Linuxでしかできない特殊なこともできる 自分の場合は、仕事で以下のようなことを行う場合にもLinux Live USBを使います。 NSA(アメリカ国家安全保障局)推奨方式でのセキュアなHDDフォーマット(限りなくデータ復元されにくい) ユーザーが忘れてしまったWi

アンチウイルスソフトを買うより、まずは最新の64bit版Windowsを買った方が効果的

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先日の記事「時代の変化により、アンチウイルスソフトの存在意義は劇的に低下した」で、ウイルスの拡散状況が変わったことと、各種OSのセキュリティレベルが高まったことにより、アンチウイルスソフトの存在意義が低下したという話を書きました。 特にWindowsの場合は、Windows Vista以降でセキュリティ面の大幅な改善がなされています。逆に言えば、Windows XPは、Windows Vista以降のWindows(Windows Vista, Windows 7)と比べると、セキュリティ面で大幅に劣るOSです。 MicrosoftのSecurity Intelligence Reportというサイトに最新のセキュリティ情報が載っているのですが、OSが新しいほどウイルス感染率が低いのがグラフで示されています。 Operating System Infection Rates - Security Intelligence Report また、このグラフで注目してほしいのが、同じOSでも64bit版の方がウイルス感染率が低いという点です。 64bit版Windowsは、32bit版Windowsよりも安全 Windowsには32bit版と64bit版があって、64bit版だと3GBを超えるメモリが使える(32bit版だといくらメモリ載せても3GBまでしか使えない)ので、最近は64bit版がプリインストールされてる方が多いのですが、過去の機器との互換性が高いという理由でベンダーが32bit版を薦めることもあり、クライアント企業でも最近導入したPCが32bit版Windowsだったりします。 一般的に、64bit版Windowsは「3GBを超えるメモリが使える」ことしか認知されてないのですが、64bit版だとドライバのデジタル署名が必須だったり、感染するウイルスの種類が劇的に少ないため、よりセキュアで、過去の機器との互換性を確保する必要性がよほど高くない限りは、64bit版Windowsを選んだ方がいいといえます。 まだWindows XPを使っている方は、最新の64bit版Windowsへのアップグレードを検討してみてください。 AmazonでWindowsの最安値をチェック!

iPhoneのリマインダーでGTDを実践するためのポイント

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先日の記事「 iCloudのリマインダーをGTDに活用する 」で、iCloudのリマインダーとiPhone・Macを使ったGTD実践を紹介しましたが、わかりづらかった点や後から思い返すと書かなかったけど重要な点とかがあったので、改めてまとめます。 同期前にリスト間を移動するとリマインダーのアイテムが消失する 今のところ、iPhone・iPadのリマインダーアプリで同期前にリスト間を移動するとリマインダーのアイテムが消失することがあります。 そのため、出社直後などまとまった時間でタスクを洗い出してinboxに書き出したときは、同期されたことを確認してからタスク処理を始めてください。 個々のタスクを随時登録するときは、直接「Next Actions」などに振り分けてしまった方が安全です。 ノマドワーカーにとって、コンテキストは重要ではない GTDにはコンテキストという概念があり、その必要性について、GTDを考案したDavid Allenの著書「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」ではこう説明されています。 その行動に必要な"状況"で分けておくのがいちばん効率的である。具体的には、実行に必要な道具や場所、人ごとに分類するわけだ。たとえば、パソコンが使える状況でないとできない行動は、「@パソコン」のリストに分類する。 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 同じように会社でしかできないことは「@会社」、自宅でしかできないことは「@自宅」などと設定するわけですが、自分のようなノマドワーカーの場合は、仕事に必要な道具は常にすべて持っていて、共同作業もネットを使っていつでもどこでもできるので、あまりタスクにコンテキストを設定する必要性がなく、GTDの実践にコンテキストは活用していません。 そのため、コンテキストを設定できないiPhoneのリマインダーでも、GTDの効率的な実践は可能です。 逆にコンテキストを活用する必要性がある場合は、iPhoneのリマインダーでのGTDはおすすめしません。OmniFocusなどのアプリを使ったほうがいいかと思います。 プロジェクトの取り扱い iPhoneのリマインダーでは、タスクの親子設定ができないので、プロジェクトの取り扱いには工夫が必要です。 自分の場合は