写真の管理をFlickrから無料で容量無制限で写真をアップロードできるGoogleへ移管した
以前、オンラインストレージを選択する際にFlickrとGoogle Picasaを比較検討しました。その時に挙げたポイントが以下のとおりです。
Flickr
- 年額25ドルで容量無制限
- iPhotoなど連携しているアプリが多い
Picasa
- RAWデータの管理ができる(ただし、アップロードできるのが1ファイル20MBまでなので、カメラによっては厳しい)
- 保存容量が増えるとFlickrよりもかなり割高になる
そして、最近になってPicasaの状況が変わってきました。
無料で容量無制限で写真をアップロードできるように
現在ではPicasaに以下の新しい条件が追加されました。
- Google+に登録しているアカウントでは、「2048x2048ピクセル以内の写真や15分以内の動画は、保存容量にカウントされません」
これにより、アップロードする写真のサイズを2048ピクセル以内に抑えれば、無料で容量無制限で写真をアップロードできるようになりました。
写真を高解像度のまま保存しておきたい人は、この制約なく年間25ドルで容量無制限のFlickrの方がいいかもしれませんが、2048ピクセルで十分という方はPicasaの方がいいかと思います。
また、スマートフォンのGoogle+アプリには「インスタントアップロード」という機能があり、スマートフォンで撮影した写真を自動的にGoogle+(Picasa)の非公開アルバムに登録してくれます。
この時、2048ピクセルを超えるサイズの写真は自動的に2048ピクセルにサイズ変更されるので、この機能を使う限りは、無料で容量無制限で写真をアップロードすることができます。
Google+やBloggerなど他のGoogleサービスとの連携が強力
一番魅力を感じたのがこのポイントで、今回写真の管理を移管した主たる理由です。
最近になってこの個人のブログをWordPressからGoogleのBloggerに移管したので、Bloggerと連携しているPicasaでの写真管理はかなり便利です。
外出先で写真を見たいまたは見せたい時も、Google+とPicasaのアルバムが連動しているので、Google+アプリで写真を見ることができます。
人によって必要となるポイントが違うので、一概にどのオンラインストレージがいいとは言いづらいのですが、自分のようにスマートフォンのみで写真を撮る人にはGoogle+(Picasa)での写真管理はかなり便利です。