海外旅行・出張でのパスポートの取り扱いに関するノウハウ
何度か海外に行ってわかった、海外旅行・出張でのパスポートの取り扱いに関するノウハウをまとめてみました。
原本は持ち歩かずにコピーを持ち歩く
パスポート原本の携帯義務がない国(今のところ必要な国を知りませんが)では、パスポート原本はホテルのセキュリティボックスに保管しておいて、コピーのみ持ち歩いた方が安全です。パスポート原本の携帯義務があるかどうかは、外務省が管理する以下のサイトで確認できます。外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/
パスポート原本の携帯義務がない国でも、ニセモノまたは本物の警官ががパスポートを見せろと言ってきて、パスポート原本を所有していないから罰金を払えとウソをつくことがあります。本物の警官がこういうことをするのは日本では考えられないですが、海外だとそれなりに起こっているようです。
そのような場合は、「警察署で話を聞く」とか「日本大使館に連絡してほしい」とか言えば大体解決しますが、急いでいたり面倒な場合は、大抵は要求されるお金も大した金額ではないので、最悪お金を払ってしまってもいいかもしれません。
所持人記入欄に自分のFacebookアドレスを書いておく
パスポートの最後にページには、唯一所有者が自由に記載できる所持人記入欄がありますが、はじめてパスポートを取った時に書いた方がいいのかよくわからなかったのでネットで調べてみたら、住所や電話番号が変わった時に困るとか、住所を書くとトラブルになることがあるとか書いてあったので、このページには何も記載していませんでした。その後、先ほどのようにパスポート原本を持ち歩かないことで、コピーには記載されない所持人記入欄が悪用されるリスクが極めて低いことと、最悪パスポート原本を失くした時に拾った人から連絡がもらえる確率が格段に上がるベネフィットを考慮した結果、このページを活用することにしました。
ただ、それでも所持人記入欄の記載によるリスクは最小限にしておきたいので、何かいい方法がないかと考えたところ、Facebookアドレスの記載という方法を思いつきました。
このページは項目に関係なく、自由に記載していいものなので、とりあえず「現住所 ADDRESS」のところにFacebookアドレスを記載しています。
所持人記入欄にFacebookアドレスを記載するメリットは以下のとおりです。
- 自分の最新のプロフィールを見せることができる
- 個人情報を誰にどこまで見せるかをコントロールできる
- Facebookメッセージでリアルタイムに連絡が取れる
- パスポートを拾った相手と合う時にチェックイン機能でお互いのいる場所を伝えられる