海外での現地SIM利用の課題を解決するサブ端末とのIFTTT連携

海外渡航時に、メイン端末のiPhoneは通信料が圧倒的に割安な現地SIMで利用するため、国内番号着信の確認とワンタイムパスワードなどのSMS受信に別途サブ端末が必要になり、以前はNokiaのフィーチャーフォンを使っていました。(さらに以前はAndroidのサブ端末を使ってたのですが、二台持ち歩くのが面倒でやめました)

しかしこの方法だと以下の問題があって、あまり便利ではないなと思えていました。
  • SMSは日本語部分が文字化けする
  • SIMスロットがMini SIMなので、iPhoneのnano SIMを差し替えるときアダプタの着脱が面倒
ものすごく小型のAndroid端末でも買おうかなと、別の選択肢を色々と考えていたなかで、IFTTT連携で解決するという方法を思いつきました。

現地SIMに挿し替えたメイン端末と普段の国内SIMに挿し替えたサブ端末をIFTTT連携


IFTTTというアプリを使うと、『何かがあった時に何かをする』ということができます。具体的には、以下の設定をしました。
  • 普段の国内SIMに挿し替えたサブ端末に着信があった時に、着信があったこととどこからかかってきたのかをメイン端末に通知する
  • 普段の国内SIMに挿し替えたサブ端末にSMSが届いた時に、その内容をそのままメイン端末に通知する(自動トリガーの間隔が少し長いので、ワンタイムパスワードをチェックする時は、アプリで手動チェックした方がいい)
着信とSMS受信は、ローミングOFFでも無料で利用できるので、Wi-Fi接続さえすれば、サブ端末をホテルの部屋に置いたままで、国内番号SIMへの着信のお知らせとSMSの受信を転送できます。

着信履歴の通知とSMS受信の転送を設定

ワンタイムパスワードをすぐ取りたい時はCheck nowボタンですぐに受信
着信履歴やSMSがこういう形で通知され、タップすると詳細がチェックできます

IFTTT(日本語の取り扱いはできますが、サイトとアプリは英語のみとなります)
https://ifttt.com/

IFTTTを使うだけならサブ端末は持ち歩かなくていいので、大きさや重さを気にすることなく、スマートフォンでも通話対応のタブレットでも何でも好きなものを選べます。



自分は最初、Huawei MediaPad M3 Lite 8という通話対応のSIMフリータブレットを買い、これはこれで便利でしたが、その後国内で電話番号を2つ使い分けてスマホ2台を持ち歩く必要性が生まれたので、ピュアAndroidを謳うMotorolaのmoto g6に買い換えました。どちらもそこそこの性能と使いやすさがあって、コスパも良いです。

セキュリティパッチのサイクルは、Pixelはもちろん、 Galaxyなどと比べてもやや遅いのが気になるものの、概ね3ヶ月サイクルでは更新されてるので、まあ及第点かなと。



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