国内で唯一安全に使えるVB/VC++ランタイム XTRM Runtime.10 を公開しました
2008年以前の開発環境で作成されたフリーソフトや社内ソフトウェアなどの動作に必要となることがある各種ランタイム(Visual Basic 5.0/6.0, Visual C++ 4.x/5.0/6.0)をまとめて簡単にインストールできるランタイムパッケージの最新版「XTRM Runtime.10」をVectorおよび窓の杜で公開しました。
現状、Microsoft社公式の基本ランタイムパッケージを除いては、国内で唯一安全に使える旧バージョン向けのVB/VC++ランタイムパッケージとなります。
2008年のVisual Basic 6.0 IDE サポート終了後にも、2012年・2016年とランタイムのセキュリティ更新があったにも関わらず、調べた限りでは2016年以降にアップデートされたランタイムパッケージでも、2016年のセキュリティ更新に対応しているものがなかったMicrosoft社公式の基本ランタイムパッケージに含まれないファイルが必要な場合には、脆弱性を抱えたままのランタイムパッケージを利用せざるを得ないという状況でした。
XTRM Runtimeも、以前までのバージョンのソースコードと資料データを損失していたため、更新が止まっておりましたが、安全なランタイムパッケージが存在しないという状況を重く考え、時間がかかってしまいましたが新たに作り直して公開することとなりました。
法人で業務アプリケーションの動作に必要な場合も、自由にご利用ください。社内ネットワークで再配布されても構いません。
また、ソフトウェア流通サイトVectorでのXTRM Runtimeのページアドレスが変更されました。転送とかはしてくれず、404ページも真っ白な背景に「Not found.」とか出るだけなので、リンクされてる方はアドレスを変更頂ければと思います。
XTRM Runtime.10 のダウンロード