投稿者: 樋口 彰久

  • Gmailに届いた領収書などを自動保存するGoogle Apps Scriptを作った

    Microsoft Power Automateを使った業務の自動化をこれまでかなり高いレベルで進めてきましたが、個人のGmailに届くメールからの経費精算業務とかも自動化を進めたいと思って、Google Apps Scriptで2つのスクリプトを作りました

    マネーフォワードクラウド経費などクラウド会計システムを利用していればかなりの部分は自動化されるものの、それらでカバーできない部分もあるのと、他の用途でも活用できるように汎用性を持たせた形で開発

    1つは、Gmailに届いたメール本文を、差出人アドレス(ドメインのみでも可)を条件として、Googleドライブの指定フォルダにファイル名 [yyyyMMdd_HHmmss_Vendor.pdf] のルールでPDFとして自動保存するスクリプト「GmailToPDF」

    もう1つは、Gmailに届いたメールの添付ファイルを、差出人アドレスとメールの件名を条件として、Googleドライブの指定フォルダにファイル名 [yyyyMMdd_HHmmss_元ファイル名or新しいファイル名.元拡張子]  のルールで自動保存するスクリプト「AttachementToDrive」

    例えば、Cloudflareからの領収書は「cloudflare_invoice_2024-12-18.pdf」というファイル名形式で届くので、同日に2通発行されるとファイル名が重複するとか、Google Workspaceの領収書は「5119000000.pdf」という形式で、どこからの領収書なのかファイル名で判別できないとか、そういった点をカバーする形でファイル名をつけるようにしています

    スクリプトはGitHubで公開しているので、興味のある方はぜひご参考ください

    https://github.com/akihisa-higuchi/Google-Apps-Scripts

  • VB/VC++ランタイム XTRM Runtime.10がWindows XPへのインストールに対応しました

    先日更新した2008年以前に開発されたアプリを動作させるためのVisual Basic 5.0/6.0, Visual C++ 4.x/5.0/6.0 ランタイム「XTRM Runtime」でWindows XPを動作対象外としましたが、古い業務アプリを動作させるために、インターネットと切り離した状態でまだXPを使っているという企業も少なくないようで、あらためてWindows XPへのインストールに対応した新バージョンの10.1を公開しました。

    最新版は窓の杜からダウンロードできます。Vectorの方にも掲載申請をしておりますので、近日中にVectorでも最新版がダウンロードできます。

    Windows XPでは、ランタイムのインストールには対応しましたが、インストール後に起動されるアプリの起動時にエラー(有効な Win32 アプリケーションではありません)が発生します。

    ただし、このアプリはランタイムファイルの配布条件としてセットになっているだけで、起動する必要はありませんので、無視して頂いて大丈夫です。ランタイムのインストール自体は完了いたします。

    また、新たにdx7vb.dllとdx8vb.dllのランタイムファイルを追加し、インストーラー・アプリにともに英語環境にも対応させました。

    10.1の時点で導入されるランタイムファイルは以下の通りとなります。

    mfc40.dll, mfc40u.dll, mfc42.dll, mfc42u.dll, msvbvm50.dll, msvbvm60.dll, msvcp50.dll, msvcp60.dll, vb6stkit.dll

    asycfilt.dll, comcat.dll, comct232.ocx, comct332.ocx, comctl32.ocx, comdlg32.ocx, dbadapt.dll, dbgrid32.ocx, dblist32.ocx, dx7vb.dll, dx8vb.dll, gapi32.dll, mci32.ocx, msaddndr.dll, msadodc.ocx, msbind.dll, mscdrun.dll, mschrt20.ocx, mscomct2.ocx, mscomctl.ocx, mscomm32.ocx, msdatgrd.ocx, msdatlst.ocx, msdatrep.ocx, msdbrpt.dll, msdbrptr.dll, msflxgrd.ocx, mshflxgd.ocx, mshtmpgd.dll, mshtmpgr.dll, msinet.ocx, msmapi32.ocx, msmask32.ocx, msrdc20.ocx, msrdo20.dll, msstdfmt.dll, msstkprp.dll, mswcrun.dll, mswinsck.ocx, oleaut32.dll, olepro32.dll, picclp32.ocx, richtx32.ocx, stdole2.tlb, sysinfo.ocx, tabctl32.ocx, wbclsdsr.ocx

    adodcjp.dll, cmct2jp.dll, cmct3jp.dll, cmctljp.dll, cmdlgjp.dll, datgdjp.dll, datlsjp.dll, dblstjp.dll, flxgdjp.dll, inetjp.dll, mcijp.dll, mscc2jp.dll, msch2jp.dll, mscmcjp.dll, mscomjp.dll, mshfgjpn.dll, msmpijp.dll, msmskjp.dll, pcclpjp.dll, rchtxjp.dll, winskjp.dll, stdftjp.dll, sysinjp.dll, tabctjp.dll, vb5jp.dll, vb6jp.dll

    Visual Basic 5.0/6.0 and Visual C++ 4.x/5.0/6.0 Runtime Package, available in English. Last security update for Visual Basic 6.0 [KB3096896, Jan 2016] included.

  • 国内で唯一安全に使えるVB/VC++ランタイム XTRM Runtime.10 を公開しました

    2008年以前の開発環境で作成されたフリーソフトや社内ソフトウェアなどの動作に必要となることがある各種ランタイム(Visual Basic 5.0/6.0, Visual C++ 4.x/5.0/6.0)をまとめて簡単にインストールできるランタイムパッケージの最新版「XTRM Runtime.10」をVectorおよび窓の杜で公開しました。

    XTRM Runtime

    現状、Microsoft社公式の基本ランタイムパッケージを除いては、国内で唯一安全に使える旧バージョン向けのVB/VC++ランタイムパッケージとなります。

    2008年のVisual Basic 6.0 IDE サポート終了後にも、2012年・2016年とランタイムのセキュリティ更新があったにも関わらず、調べた限りでは2016年以降にアップデートされたランタイムパッケージでも、2016年のセキュリティ更新に対応しているものがなかったMicrosoft社公式の基本ランタイムパッケージに含まれないファイルが必要な場合には、脆弱性を抱えたままのランタイムパッケージを利用せざるを得ないという状況でした。

    XTRM Runtimeも、以前までのバージョンのソースコードと資料データを損失していたため、更新が止まっておりましたが、安全なランタイムパッケージが存在しないという状況を重く考え、時間がかかってしまいましたが新たに作り直して公開することとなりました。

    法人で業務アプリケーションの動作に必要な場合も、自由にご利用ください。社内ネットワークで再配布されても構いません。

    また、ソフトウェア流通サイトVectorでのXTRM Runtimeのページアドレスが変更されました。転送とかはしてくれず、404ページも真っ白な背景に「Not found.」とか出るだけなので、リンクされてる方はアドレスを変更頂ければと思います。

  • 0.7mmのこだわりと、速乾性が高くて滲まず書き味も良い 三菱鉛筆 ジェットストリーム

    高校の入学祝いでPARKERのボールペンを貰ってからずっと愛用していたのですが、2011年にミニマリズムを意識してからはその辺で売ってる市販品を色々と試し始め、

    最終的に書き味がすごく気に入った三菱鉛筆のジェットストリームを長い間使ってきました

    その後、PARKERに挿せるジェットストリームの替芯が出たことを知って、DUOFOLDに買い替え

    Parker・Moleskine・ポストイット

    速乾性が高くて滲まず書き味も良い 三菱鉛筆 ジェットストリーム

    以前に、書き心地やインクの滲みが気になったので、ボールペンの買い換えを検討していた時に、評判が良いのは知っていた三菱鉛筆のジェットストリームを店頭で試筆したところ、

    速乾性が高くて滲まず、書き味も良く、これまで使ってきた中で間違いなく最高のボールペンで、他との違いが想定以上で、すぐに購入しました

    スキャンして共有するというデータ時代に対応する

    紙の文書をスキャンした場合、文字が読みづらいことがありますが、0.7mmのボールペンだと文字がハッキリするので、手書きした箇所でこれが起きることがなくなります

    スキャンして共有が当たり前になった今では、ボールペンは0.7mmを選ぶことをオススメします

    また、自分はデジタル活用が進んでもうやっていないのですが、青インクとの使い分けも便利です

    誰かが手書きした部分が含まれる文書が資料として配布された場合、元々の手書き箇所と自分が追記したものが一目でわかるので、スキャンして共有した時も区別がつきやすいです

  • 無料で誰でも簡単に安全に使えるWindows高速化アプリ X-TUNE.08 SR1 をリリース

    無料で誰でも簡単に安全に使えるWindows高速化アプリ X-TUNE の最新版「X-TUNE.08 SR1」をリリースしました。

    X-TUNE

    新バージョンでは、チューニングレベルの精度をさらに(特にWindows Vista以降は大幅に)向上させ、システム高速化にいくつかの機能を追加しました。

    システム高速化機能の一つとして、新たにDirect Cache Accessの有効化に対応しました。ネットワークコントローラが対応している場合、ネットワークコントローラからCPUのキャッシュにデータを直接転送させることで、アプリケーションの応答時間を向上させます。

    X-TUNEは、ダウンロードサイトのVectorで配布しています。
    http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se276338.html

    また、前回のアップデート時に、X-TUNEをダウンロード後の手順がわからないとのご連絡を何件か頂いたので、アプリを使うまでの手順をYouTubeに掲載しました。